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今週の近畿版

2022年5月3週号

風、積雪への対策を強化

川勝広行さん 南丹市


春はベゴニアやピチュニア、秋冬はパンジーやビオラなどを栽培する

「園芸施設共済に加入していれば、被害にあっても経営を続けられる」と話すのは南丹市の川勝広行(かわかつひろゆき)さん(48)。両親と共に花壇苗を生産し、主に花き市場へ出荷している。

川勝さんは両親の花壇苗生産を継ぐ形で15年ほど前に就農。「近年は厳しい暑さになることが多く、ハウス内の温度調整が難しい」と話す。害虫対策にも細心の注意を払う。

園芸施設共済には、両親がやっていた頃から加入を継続している。

2018年9月の台風21号で7棟すべてが全損となった。「園芸施設共済に加入していたから被害をすぐに見てもらえることができ助かった。共済金が出ると分かったので、すぐに次の行動に移すことができて良かった」と振り返る。

共済金と補助金で再建費用の大部分を賄うことができ、再建まで半年ほどだったという。現在のハウスはタイバーやスノーレジストで風や積雪への対策を強化している。

未加入者へのアドバイスとして「経営を続けたいと思うなら共済に入っておいたほうが良い」と必要性を話す。今年1月に収入保険に加入し、予期せぬ収入低下にも備える川勝さんだ。