新聞

新聞

今週の近畿版

2020年9月3週号

放置竹林解消へ 竹紛入りぬか床100キロ超出荷

池姫竹炭組合 舞鶴市


池姫竹炭組合のみなさん。後列左から森本さん、杉本時夫さん、井上孝空さん、波多野将秀さん、前列が村上栄優さん

同組合の商品の数々

増加し続ける放置竹林の対策に取り組む舞鶴市の池姫竹炭(いけひめちくたん)組合(森本周次代表=70歳、組合員5人)は、2001年の結成以来、竹炭や竹酢液など竹の用途開拓に取り組み、昨年春、「竹パウダー入りぬか床」を商品化した。

伐採したモウソウチクを洗浄し、専用機械で粉末にして乾燥させ、米ぬかや塩などと混ぜ合わせた後、約3週間かけて発酵させる。

同市内のJA京都にのくにの直売所などで販売している。竹の成分が水分を吸収・保水するため水抜きの必要がなく、竹が持つ制菌作用で床まぜが不要、また、乳酸菌が増える効果もあるという。

この管理の手軽さが評判で、夏場のピーク時には月の出荷量が100キロを超える。竹を40キロ以上使ったことになるという。

「放置竹林が少しでも減るきっかけになれば。若い人にも手軽にぬか漬けを楽しんでほしい」と期待を込める森本さん。今後は、「若い組合員を増やし、次代に引き継いでいきたい」と話す。